激戦が続いたサッカーワールドカップもスペインの初優勝で幕を閉じました。
20年ほど前であれば、日本が出ていなかった事もあり民放ではほとんど放映されていなかったけど、NHKはそこそこ放送していたと記憶しています。なんで3位決定戦とか地上波で放送しないのかなぁ?
その他にも気になる試合が放映されなかったり、真剣にスカパーに入るしかないか?と悩みました。(ケーブル+WOWWOW加入中でその上スカパー・・・無理です)
今回の大会は、今まで以上に審判のミスジャッジが大きく取り上げられた事は無かったでしょう。
その背景には、大量の高細度カメラによる多角的なアングルからの撮影により、審判よりもTVの前の視聴者の方が死角がない状態で試合を見る事が出来たいわば弊害の様なものだと考えています。
審判も試合を決定付けるオフサイドやゴールなどを、W杯という全世界の眼が光っている大舞台で、意図的にミスジャッジをする訳もなく、その場はそういう風に見えたんだと思います。
しかし、4年間かけてその場に出てきた選手たちにとっては収まりが付かない部分もあるでしょう。
大会後のFIFAの調べでは大会中のミスジャッジは4%と発表されており、一瞬意外と少ない?とも思いましたが、1試合に50回笛を吹く事があったとして2回のミス。そのうち1回でもイングランドVSドイツの時の様な幻のゴールを生んでしまうとしたら、やはり限りなく100%に近い正確なジャッジをお願いしたくなります。そのためにビデオ判定導入も必要でしょう。
サッカーのテクニックで消える動きと言うのがあります。
フォワードが相手ゴール前で、相手ディフェンダー死角に入りフリーになる動きの事です。
また、見方が身体で死角を作りボールの出所をキーパーに見えないようにしたりとピッチ上では視界をも戦術的に利用してゲームを行っています。
それと同じように、反則ギリギリの厳しいプレーなども、審判との位置関係を見ながら行っています。
それもこれも含めてフットボールと考えた場合、ビデオ判定の導入もはたして正しいことなのか?ともちょっと考えさせられます。
とは言うものの、ミスはミス。間違いは無い方がみんながスッキリするので僕はアリかなぁとも思っています。そして、時代に合わせた技術で様々なものも変化していく事が必要なんですよね。
タイトルは人が創るですが、日本では最後はタコの方が話題だったって言うのも皮肉なものです。