まぁ他人には今回もどうでもいい話なんですが。。。(汗
田舎育ちの僕は、中学に入るまで音楽と言うものに全く興味がありませんでした。
小学校の高学年ほどになれば、女子も男子もアイドルなどに興味を持ったりし、歌謡曲などを覚えたりするものですが、全く興味がありませんでした。
中学に入ると英語の授業でビートルズを歌わされたりもしたので、周りではビートルズや洋楽を聴くような奴も現れてきたりもしました。
その頃、家庭教師ってほどではないですがたまに勉強を教えてもらっていた大学生のお兄さんがフォークギターを持っており、たまにサイモン&ガーファンクルなんかを弾いてくれたり、ギターを少し教えてくれたりもしました。
サイモン&ガーファンクルはキライじゃなかったけど、それほどどっぷりと言う感じにはなりませんでした。
そんな感じでしたが、音楽と言う文化的要素の欠落から一気に脱却する出来事が1枚のレコードと1本の映画の出会いによってありました。
その映画とは「ブルースブラザース」で、当時中学2年(1年だったかも)だった僕は、田舎の映画館の次回公開予定のポスターを見て、何でかは分からないけれど「これは見なくては!」と思い立った覚えがあります。いまでもその理由はよくわかりませんが。
その映画は結局、興行的には全く振るわず1週間で打ち切りが決定告知され、それを知った日に学校をさぼって観に行ってしまいました。
その決断は、今思っても全く間違っていなかったと思うほど、その中に使われていた音楽や出演していたミュージシャンたちにその後の音楽人生(聴くの専門ですが)を影響されました。
もうひとつの出会いは、Bruce Springsteenの「BORN TO RUN」との出会いです。
これは、とある日本のアーティストが比較的好きでよく聴いていた僕に友人が勧めてくれた1枚です。
そのアルバムを初めて聴いたときの衝撃・感動といえば言葉では言い尽くせないほどで、今までこれに出会えなかった事を残念に思ったり、今これに出会えた事を感謝したりしたことを覚えています。
まぁ、このアルバム自体は名盤と呼ばれるほどメジャーなものなので、好き嫌いを問わず多くの人が知っていると思います。
バックバンドであるEストリートバンドのサックスが非常に格好よく、思わずサックス始めるか!と思ってしまうほどでした。
その後も、もうなんだか理由も分からない青春期のモヤモヤ感一杯で過ごした高校3年間を共に過ごした、そんなアルバムです。まぁ青春の思い出って感じです。(今でもたまに思い出しては聴きますが)
東京に進学のために出てきた春、偶然にもBruce Springsteenの初来日。その事自体、公演数日前まで田舎に住んでいた事や、進学~東京への引っ越しなどで全く知らなかったのですが、これまた偶然にも下宿した部屋のお隣さんの友人(全くの他人)からチケットを譲ってもらう事が出来、当時プラチナチケットと呼ばれた代々木の体育館での公演をアリーナで見ることが出来ました。
さて、なぜ故にこんなしょうもない思い出話を書いているのかと言うと、6/18(現地)にてE・ストリートバンドのサックス奏者The Big Manことクラレンス・クレモンズが、脳卒中の合併症によりこの世を去ったというニュースが飛び込んできたからです。
先に書いたThe Blues Brothers(Jake&Elwood)やBruce Springsteen & E Street BANDによって音楽の素晴らしさや楽しさを知る(感じる)事が出来たのです。感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうThe Big Man。そして安らかに。。。