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不調!!!

 

以前このブログでも書いたとおり可愛い愛車(1967年式ワーゲンバス)が前回の遠出で過去無いほどに不調だったのです。

どのような症状だったのかといえば、、、

1.上り坂での速度低下が以前にも増してひどい状態(高速道路の登坂車線・・・60km切ります)

2.そのうち息継ぎをしてエンジンが吹けなくなる。(最悪ストール)

っ てな感じで、乗り始めた10年前にも確かに非力で高速の上り坂などでは70km/hを切るほど速度が落ちたり、真夏の暑い昼間などではエンジン熱でキャブ レターがパーコレーションをを起こして息継ぎが起きたりもしてましたが、ここ数年段々とひどくなりこのままじゃ高速使っての遠出は厳しいほどの状態になっ てしまいました。

考えられる原因は、古い車の場合いくつも無く

1.燃料が適切に供給されない。(多いまたは少ない)

2.点火系統(火花が弱いまたは失火、点火時期の適正)

3.シリンダーの圧縮漏れ等

まぁこのぐらいしか考えられません。

2に関して言えば、点火時期が不良であれば、回転数に応じて同じ条件であれば必ず症状がでますが今回はそんな感じではありません。(ただIGコイルの性能が下がると熱などで失火も考えられます。)

3は・・・まぁ古いエンジンですのでそこそこヘタってるとは思いますが、これもパワーダウンはするものの、絶えず同じようにダウンしますし、圧縮が抜け気味ならクランクケース内やヘッド内のバックプレッシャーが高くなりブローバイガスが多く出るはずです。つまりエンジンオイルの消費が極端に多くなるはず。。。最近オイルの減りが。。。これはちょっと気になるポイントではあります。

ただ一番臭いのは1の燃料系。今回の症状、ずーーーっとオーバーヒート気味によるキャブのパーコレーションだと思い込んでいたのですが、ここ1.2年で症状が極端に悪化した点が気になっていたのですが、ふと思い出した一件がありました。

我が社社長のジャガーMkIIの一件。

非常によく似てます。

自分のケースの場合、高速道路でアクセル全開など一定の状態で長い時間走行すると、そのうち不調になり「バスバス」と息継ぎするようになり、低速で暫く走ったり、しばらく停車すると治ります。

パーコレーションも同じような症状になります。フロート内のガスが沸騰し泡立つなどするため適切にエンジン内に供給できなるくなるために起こるこの症状は、単純に冷えれば治ります。

ただ以前から、上り坂などでガソリンがちょっと足りないかなぁと思っていたので、今回の結論として一番臭いのは、燃料不足とパーコレーションだろうと思ったのでした。

こういう不調は複数の原因で起きることも多いため、思い当たる点を一つ一つ潰すしか無いのです。

ってことで、主治医の元へ燃料ポンプの交換&点火タイミングの確認調整をお願いに持って行きました。

電磁式への変更も考えたのですが今回は純正品のメカニカルポンプ。プッシュロッド式でエンジンの回転を利用するタイプ。ノーマルのエンジンですので基本的には過不足無いはず。。。にも関わらず吐出量が減る原因は、ストレーナー(フィルター)のゴミ詰まり、ポンプのダイアフラムの切れ・伸び、そして今回最も「こいつか!」と盲点だったのがポンプを押すためのプッシュロッドの摩耗!!!(2ー3mmほど減ってました)

しかし、パーツ代安くて助かります。ポンプ新品で3500円とかです!エコだわぁー。

さて交換調整が終わったとの連絡があったので引き取りに行ってきました。

で・・・どうだったのか!

趣味グルマのはなし・・・あと2回ほど続きます。スンマセン(汗