2002・・・あれ、逆? と思いきや、これはルームミラーに映ると正しく読めるというヤツです。
要するに、後ろから追っかけますよ~というアピール。(笑)
たまにトラックのコンテナの横に、反転じゃなくて右から読ませるように
社名とかが入ってるのを見かけますが、あれは読みにくい。
さてそんなマルニの希少ターボです。 レトロ感バッチリです。
ひとつ目というのが何故こんなにも愛くるしいのでしょう。
スポイラーやフェンダーは、かなりやる気なのに。
サイドにもデカールラインが続きます。
リベット止めのフェンダーが純正というのが熱いです。
当時の日本では認可が下りず、ここはパテ埋めされたとか・・・ アホか。
そんなフェンダーにおさまるマーレホイールも似合ってます。
この部分だけでマルニとわかる人も多いでしょう。
エンブレムは当時の立体バージョン。現在のBMWは凹凸がありません。
で、改めてじっくり見ていると、このモールが一周していることに気付きました。
普通はボンネットかトランクで途切れるのですが、マルニの場合はかまわず繋がってるんです。
Cピラー上のモールもしっかり雨を流すようにギリギリ後ろまであります。
おかげで少し浮いて見えますが。
トランクの切れめもおもしろいですね。通常とは異なる場所にあります。
内装はシンプル。でも当時の国産車と比べたらはるかに豪華です。
ピカピカ過ぎず、適度な風合いが良い雰囲気です。
通常のマルニはレトロにゆっくりと流す感じですが、
マルニターボとなると無条件に熱くなってしまいそうです。
量産車初のターボチャージャー搭載車は、いろいろなトラブルがありながら30年以上経過してもなお、
何かを語る力を持っている気がしました。
■BMW 2002 TURBO
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