この週末は愛車ワーゲンバスのサビ止めを行いました。
と言っても、まだまだ一部分で全然終わっていないのですが。。。
今回着手したところはドリップレール(いわゆる雨樋ですね)から屋根の一部分で、その中でも特にひどいことになっているフロント部分に超強力な錆止め塗料を塗りました。
ここは2年ほど前からサビの進行がひどくなり、その頃に一度サビ変換塗料+錆止めを塗ったにもかかわらず鉄板をサビが侵食しており、部分的にかなり鉄板が薄くなっているところが出てきていました。
このまま放置すればあと数年(1~2年?)で確実に穴があきます。
ドリップレールという役割上水気に長い間さらされる上に構造上どうしても水が溜まってしまうのでボディの塗面が弱いとひび割れ→そこから水浸入→サビ発生→鉄板腐食・・・・となって最後にはカタチもなくなってしまうのです。おーコワイ!
旧車趣味をお持ちの方ならサビとの戦いの苦労は共通の悩みですが、レストアなんかをよく取り上げている旧車雑誌などはサビ取り雑誌などと呼ばれています。
そしてそのサビ取り雑誌などでもかなり強力だと取り上げられていたPOR15というサビ止め塗料を今回使用しました。
事前に調べたところではとにかく密着性が高く強力。
そして紫外線と湿気で硬化するようで取り扱いがちょっと面倒等と言われています。
以前、同じクルマを持つ友人というか先輩が「POR15は強力だけど残ると蓋をしっかり閉めないとどんどん硬化する上、蓋に塗料がつくと次に開けることが出来ないから基本的に使い切るしか無い。」と教えてもらいました。
今回用意したのは100mlという一番小さい容量ですが100mlって結構な量です。パネル塗るとかならすぐですけどね~。今回みたいなタッチアップレベルだとほとんど使わない感じです。
そこでネットで調べると「サランラップを2枚間に挟ませればOK!」という情報をゲット。これで安心です。。。っていうか本当に今回ちょっとしか出来なかったのでまた時間を作ってやらなければとおもっています。それも今回は下塗りしかできてないし。。。
この塗料、乾くとガラス質のような表面になるようで、サンドペーパーで足付けした程度じゃ上塗りが出来ないようです。そこで今回専用のプライマーも購入しました。
次回以降の予定はペーパーで研ぎ出し→プライマー塗布→パテ入れ→再度研ぎ→プラサフ→本塗り。
まだまだ道のりは長いです。
しかし鯖のような速さで腐っていくボディ。。。頭痛いです。トホホ