ちょっと前のブログで、いまやすっかり年老いてしまった父がその昔、「公道でドリフト走行をしていた」と言うような事を書きました。よくよく考えて見れば、それって結構まずい事だったのだと反省してます。
かなり昔の話で、それも山奥の雪が降れば普段クルマが通らないような道とはいえ、公道でそんな事をしちゃダメですね。
一月ほど前、ニュースを見ていると「ドリフト族の大御所逮捕」との見出しが目に入ってきました。
大御所って言うくらいだから、まさかアノ人???とも思いましたが、その方はD1 USAラウンドの審査員としてシカゴにいる筈でした。
よくよく読み進めると、あまり知らない人でした。でも、その界隈ではD1に出場したりと結構有名な人のようです。もしかすると、僕も以前イベント会場のデモランで見ているかもしれません。
そのニュースは、ご覧になった方もいると思いますが、夜間進入禁止の埠頭で132台を集めドリフト走行を行っていたようで19人が逮捕、計84人摘発となったようです。
調べにたいし主犯の男性は、「何度捕まっても公道でドリフトをやめるつもりは無い」と言っているようです。
欧米と違い日本ではなかなかモータースポーツが根付きません。
その理由一つが、暴走族と結びつけられがちだという事があります。
以前ショップ主催のジムカーナ練習会に参加した際、当時の後輩を誘った所母親に猛反対されたと言う事がありました。
クルマを早く走らせる=暴走行為=危険というイメージから反対したんだと思います。
スポーツからはかけ離れたイメージを持たれていたからだと思います。
しかし、世の中にはルールと言うものがあり、一歩間違えれば凶器になりかねない自動車などが安全に運行されているのはそのおかげともいえます。みんなが共通のルールに則っているからこそです。
それは自動車競技においても同様です。むしろ安全に関しては自動車競技におけるレギュレーションのほうが厳しいでしょう。
今は昔と違ってドリフト走行のための時間を割いているサーキットも多数あります。
なかには5000円ほどで走れる所もあるようです。
昔は無かった許される場所もルールもあるのに、なぜわざわざ危険を冒して公道でやる必要があるのだろうか?本当に不思議です。そして、ようやくちょっと市民権を得つつあるD1という新しいカテゴリーや従来のモータースポーツがこのような人のせいでまた偏見が強くなるのでは?憤ってしまいました。
この方は「自分が一声かければ600人集まる」と言っていたようですが、それほどまでに影響力のある人であれば、もっと自分の行動と発言がどれほどまでに重大な事なのかを考えていただきたいものです。。。(続く)
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