この連休は、さすが晴れの得意日といわれるだけあり東京はすばらしい秋晴れでした。
これほど天気がいいにもかかわらずどこにも出かけないのもなんだか勿体無いような気がしていました。
やはりここは「安近短」な感じでどこか無いものかと考えていると昭和記念公園のコスモス畑が見ごろとの情報が何とはなしに見ていた地デジのデーター放送から流れてきました。
我が家から比較的近く子供と犬の散歩に持って来い!その上あまりお金も掛からず!まさに安近短!
早速出かけることにしました。
昼過ぎに公園に着き散策をしていると、かなりの人出です。
しばらく行くとコスモスが植えられている丘に着きました。
東向きの広大な斜面一面に植えられたコスモスは秋の日差しを浴びながら、その優しい色の花を風に揺らしていました。本当にすばらしい光景です。
丘の上に陣取りしばらく休憩を兼ねて秋の花見を楽しみました。
その後、公園内を軽く散歩をし閉園時間になったので公園を後にしました。
東京でも都心から1時間ほどで十分自然を楽しめる公園などがあり安近短でも満足できます。ありがたいことです。
昭和記念公園のコスモスは、もうしばらく楽しめそうです。オススメですよ。
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帰り道、公園の駐車場を出て数百メートル走ったところで我が愛車VWバスに異変が・・・
加速しようとするとエンストしそうです。
なんとか路肩に寄せて様子を見ます。
アイドリングでエンストはしません。
アクセルを煽ってみても上まで吹け上がります。
気がかりなのは、ハーフスロットルの状態でゴボゴボ言います。
どうも実用回転域でのガソリンが足りないような感じです。
ガス欠か?メータではあと10Lはありそうですが、そのメーター自体が怪しいし・・・
キャブか?ここ最近の猛雨で雨水がタンクに入りキャブのフロート室に溜まったのか?
それともフューエルフィルターか?かなり上のレベルまでガソリンが上がっているようだし・・・
さまざまな状況を頭の中で考えます。
しかしいかんせん薄暗い路肩。幸い広い道路だったのでそれほど交通の妨げにはなっていないようでしたが、安全で明るい場所でよく見る必要がありそうです。
アイドリング+αの回転数でギアをつなぎなんとかガソリンスタンドにたどり着きました。
スタンドの方に事情を話し場所をお借りしてエンジンルームを観察します。
こんなときいつもお世話になる同じクルマに乗っている友人に相談の電話をすると「とりあえず工場へ電話して聞いてみたほうが良いよ」とアドバイスされ、以前お世話になった修理工場へ相談してみました。
その方の判断も、燃料が不足しているか空気が多く入っている(マニホールドなどからのエアを吸っている)のではないか?とのこと。
ガソリンは満タンにしたのでガス欠ではないしなぁ~と電話をしながらよくよく観察していると・・・
キャブレターのメインスロート部分のメクラ蓋が無くなっています。
不調になる前にバックファイヤーを2回ほどしました。
どうやらそのときに吹き飛んでしまったようです。
ふさがっていなければならない穴から大量に空気を吸い込んでいたために燃料が薄くなりパワーが出なかったようです。
応急的にガムテープと1円玉で穴をふさぐと何事も無かったように調子を取り戻しました。
このクルマに8年以上乗っていて、出先で立ち往生したことが無かったので非常にあせりましたが、頼れる友人と信頼の置けるメカニックがいたおかげで事なきを得ました。
こんなとき本当に実感します。古い車はそれなりに壊れることもありますが良い主治医と友人がいれば大概の事は乗り切れます。そして、それでもだめならロードサービスを使えばいいのです。まぁこれでなんとかなります。(楽天すぎ?)
しかし今回のトラブルは、整備不足などではなく本当に珍しいトラブル。
こんな事もあるんだなぁと思いました。。。早いうちにキャブレター修理してもらわないと。