本日から日付が変わった18日の深夜から朝にかけてしし座流星群の活発な出現が予測されています。
午前0時に東北東方面にある放射点は、時間が進むにつれ高く昇っていき午前5時ごろ真上付近まで高くなります。
今回の極大(もっとも活発に発生すると予測される時間)は午前6時ごろと言われていて、1時間に200個ほど観測できるだろうと予想されています。
しかし、残念ながら関東地方では朝から雨で、明日の朝も降水確率40%となっており、仮に雨は上がっていたとしても厚い雲で空が覆われているだろうと推測されます。
なぜ今回、1時間に200個ベースで出現するのかというとテンペル・タットル彗星の古いダスト・トレイルが地球にぶつかるためらしく、そしてなぜなぜそんなに時間も規模もほぼ正確に事前に分かるのかというと、日本でも話題になった2008年のしし座流星群の際に極大を1時間程度の誤差で計算予測することに成功したフランスの天文学者ボバイヨン氏が今回も同じ手法で導き出しているからだそうです。
流星の正体は、たった0.1mm~数cmの塵が秒速数kmで大気圏に突入する際に発生する閃光です。
宇宙空間にある流星ダストのかたまり(ダスト・トレイル)と地球の位置関係、太陽や他の星からの引力や太陽光にさらされる時間等、さまざまな要素から複雑な計算によって導き出すようですが、それを可能にしたのもコンピューターの性能向上したからのようです。
ネットワーク間にある無数の遊休状態にあるPCに演算の一部づつを負担させ莫大で高度な演算を高速で行う研究がかなりまえからされています。これにより1台のスーパーコンピューターよりも高速に効率よく低負荷に結果を求めることが出来るようです。そうすれば、今よりもっと複雑なイロイロが解明できるかもしれませんね
そしてこの研究がもっと進めば我々が個人で保有するPCなんかも希望すればそのプロジェクトへの参加が可能となるかもしれません。
そうなれば、今はただ見るだけの流星も謎解きへの参加・協力が、なんの知識の無い僕でも可能になるかもしれません。夢があります♪
まぁ、働くのは僕のPCなんですが・・・(汗
話はかなり脱線してしまいましたが、今回の流星群も前後数日は見ることが出来るようなので、機会があれば朝方日の出ちょっと前に空を見上げてみてはいかがですか?(o^―^o)