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杓子定規

我が家では、週末ともなれば大型犬と暮らしている事もあり公園へ散歩へ行くというのが、お手軽でお金もかからず定番となっています。

幸いなことに、僕が暮らす東京の武蔵野界隈には、都立小金井公園や都立野川公園、ちょっとクルマを走らせれば国立昭和記念公園などがあり、散歩+ムスコの放牧+原っぱでの昼寝をする場所にはことかきません。

先週末も、夏休みで暇をもてあましているムスコと犬を連れて都立野川公園へと出かけて来ました。

都立野川公園は名前が示す通り野川に沿って公園が作られており、野鳥の観察が出来る所や、山側から湧き出たきれいな水が小川などがあり、そこでは小さな子供連れの家族などが多く集い水遊びで涼を得たりと、都心から少し離れてはいますが十分に自然を満喫出来たりして我が家では重宝しています。

その近くの原っぱでは、少ない木陰に多くの家族がビニールシートを敷き、ピクニックに興じていたのですが、いかんせん木陰が少なく、僕等も含めここをいつも利用している人などは、ビーチなどで使う1畳ちょっとのサンシェードテント持参の方も多くいました。

しばらくすると公園管理事務所職員の方が申し訳なさそうに「当公園はテント禁止なので畳んでください。」と言いに来ました。

この公園は、10年来けっこうな頻度で利用していますが、今回の様な事を言われたのは初めてでした。

日蔭も少なく、結構な気温と湿度のある日でしたので、サンシェードすら張ってはいけないなんて、こういう日は公園を利用するなと言っているようなものだなぁと思いながらも、規則であれば仕様がないと思い素直に撤去しました。

そして乳児・幼児連れの家族もみんな素直に従っていたようでした。

この公園では最近、バリアフリー化に力を入れているらしく、公園の中の道を舗装したり、幾つかの東屋を建てたりしています。そういう点では、テントなど張らずとも日蔭を得る事が出来る場所もあります。ただ限られたスペースしかないですが。

一度建ててしまうと年中日陰になっているその場所には、下草が生えずたえずジメジメした地面になります。

そんな事を考えると東屋も必要ですが、来たときだけバっと広げて、片づけられる、それのほうが自然も壊さずに良いんじゃないの?と思ったし、ましてや事実として日陰が少ないその場所で楽しく過ごすには必要じゃないかとも思いました。そしてなんて杓子定規なんだとも。

とまぁ、そんな事を思いながらこのブログを書いているのですが、そもそも公園でテントはダメって決まりがある事態、なんかしらのトラブルが過去に有ったんだろうなぁと想像に難しくありません。

であるとすれば、あやふやに今日は良いけど明日がダメみたいなやり方よりも、ダメなものはダメ!例外なくダメ!!としてしまった方が、トラブルも少なく良いのかもしれないとも思った。

結局は、決まり事が出来ると言う事は、人々のモラルが低いからなのかもしれない。

で、何が言いたいのかと言うと、結局は自分たちのせいなのかも?と思ったわけです。

これ以上、不要な決まり事など増えないように公共の場所などを利用しなくては、と思った次第です。(オチなし)