今年のお盆休みは、どこへ出かける予定も立てずゆっくりと家でダラダラ過ごすつもりでした。
しかし、ここ東京では尋常じゃない暑さが続き、どこか涼しい所へ避難しようと急遽家族会議にて決定し出かける事にしました。
度々このブログでも登場している我が家の愛車1967年式のVW Type2 westfalia。
モデルコードSO-42は、キャンピングカー架装ではメジャーなウェストファリア車が商業バンであるType2をキャンパーに仕立てVWのカタログモデルとして当時販売されていた一台です。
ウェストファリアとVWとの関係は、最近のユーロバンまでキャンパーモデルの架装を担当するなど40年以上のパートナーとして活躍しています。
ちょっと前に発表になったNew Type2でもwestyがカタログモデルとして発売されればいいなぁと思っています。
さて、話は横にそれましたが、暑さ極まる東京を脱出する事にしました。
東京から近場で涼しい所といえば、軽井沢や箱根、八ヶ岳方面などが思い浮かびます。
なんか南アルプスとか響きだけで涼しいって理由だけで八ヶ岳方面へ行く事にしました。
出発は、暑い昼間は避けて夜中。どこか適当な道の駅で仮眠をすることにしました。
南アルプスかぁ~。。。天然水だよね~
発想が貧困ですが、生南アルプス天然水を飲みに行こう!と調べると、山梨県北杜市白州にある「道の駅はくしゅう」には、その南アルプス天然水の取水場と同じ水が出ているとのことで、そこを第一の目的地として出発しました。
夜中の3時過ぎに着くと、駐車場はほぼ満車。多くの方が車中泊をしていました。
我が家もソファーをベッドにし仮眠しました。
朝になると多くの人がナマ南アルプスの天然水を大きなポリタンク持参で汲みに来ていました。
夜・朝は流石に涼しい。快適です。トイレもあるし。朝になればお店も開き飲み物にも食べ物にも困らない。手軽で簡単にキャンプ気分が味わえてムスコも楽しかったようです。
その後は、近くの尾白川の上流へ行き水遊びで涼み、帰りに勝沼で温泉に浸かって帰ってきました。
帰りも狙って日が暮れ涼しくなってから帰ろうとゆっくり出たのですが、高速道路の渋滞が大月を越えたあたりから尋常じゃない感じでした。
お盆休みで帰省していた人達のUターンラッシュと当たってしまったようでした。。。。が、渋滞の本当の理由は事故。
この渋滞を抜けるのに普段1時間程度の距離が3時間。
その間に見た事故の数、4か所。そのすべてが追突事故でした。
クルマが多くなり流れが悪くなると車間距離が短くなります。
長時間の運転などによる疲労は、自分が思っている以上に反射神経や反応速度を鈍らせています。
また、自分と同じように周りのドライバーも疲れている。反応が鈍っているということを肝に銘じておく必要があります。
我が家のクルマのように、ただでさえブレーキが現代車より甘いクルマには車間距離が必要です。また、そこに割り込みされるのが非常に辛いのです。
この小旅行中、このようにマナー違反と思うようなドライバーを多く見ました。
SAの駐車場にゴミを捨てる人。
道の駅で一晩中ジェネレーターを使ってたキャンピングトレーラー。
渋滞の高速で登坂車線や路側帯からゴボウ抜きしていくクルマ。さまざまです。
悲しい事です。ってか子供に見せられません!(ほとんど子連れでしたが・・・)
みんなが、すこしづつ優しさとココロと車間距離にユトリを持てば、事故も渋滞ももっと減るのになぁと思いました。
さてさて今回行った尾白川。水がきれい!トレッキングコースもそこそこ凄い!東京からのアクセスも良いって事でお薦めです。