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壊れていく



さて、未使用車なるクルマをご存じだろうか?

いや、正確には「登録済未使用車」とい呼ばれる特別な中古車を。

で、その正体は「新車」と言っていい状態でありながら何故か中古車として販売されて

いる事実。誰もが首を傾げると思う。

今回は、この登録済未使用車なる「特別な中古車」について考えてみたい。

まず、背景にあるのはそれぞれに約束という契約だ。

それは、本国メーカーと日本におけるインポーター、インポーターとディーラーである

正規販売店それぞれの協定台数契約が根幹にある。

簡単に言えば前年実績に基づいて決められる販売台数である。

これが始まりで、終わりでもあり、その結果の副産物が「特別な中古車」に変身して

いるのである。

ディーラーは約束した数字を履行すべく苦慮し、本来の自動車販売スキームと収益構造を

自ら壊している事に 「需要と供給のバランスが合っていない!」と反発する。

一方、世界市場に展開するメーカーの考えは、クルマに国産車も輸入車もなくブランド

展開をしておりTOYOTA,NISSAN等、我々の言う国産車と真っ向勝負を挑んでるのだろう。

輸入車は特別なのか?ディーラー(守る方)とメーカー(壊す方)の狭間に存在しているのが

「登録済未使用車」なのだ。

今、存在する狭間商品は絶対お買い得だと思います。

それから、4月1日より消費税は3%上がりましたが、同時に自動車取得税が5%から

3%に引き下げられています。その差1%程度、駆け込まなかった方にお知らせいたします。

反動が予想される4月~6月はチャンスと思えるのですが、、、